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2016年11月 7日

上顎の骨がないのでインプラントができないと言われた方へ(40代女性)

最近患者様からの相談で多いのが、

「奥歯の骨がないのでインプラントができないと言われた。」

「インプラント準備で骨の再生手術をしたのですが、骨が出来ず入れ歯と言われてます。」

という内容です。

上顎の奥歯の位置には、骨が空洞になっている部分があります。(上顎洞)

歯周病などで骨が吸収してしまった場合、この部分にインプラントを植立するのが難しいと言われています。

傾斜埋入法、サイナスリフト法、ソケットリフト法など様々な方法を用いてインプラントができる状態にもっていくのですが、残念ながら全ての方に適応する方法とは言えません。

インプラントを行ったとしても、上顎洞までの距離が、数ミリ、また骨の状態がもろければ、上顎洞炎などの原因にも繋がるので、無理はしないほうが良いでしょう。

骨が増生できたとしても、年月が経つにつれ、次第に骨は吸収していきます。

将来を見越して、ご自身に合った方法を選択することをおすすめします。

上顎の骨がない。奥歯がない。

と相談を受ける方のほとんどは、全体的に歯を失っていたり、動揺している方が多いように感じます。

たとえ、奥歯にインプラントができたとしても、前歯を失ってしまったらどうなるのか。

ということも考える必要があると思います。

インプラントができないと言われた方におすすめしている方法がこちらです。

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先日、治療をさせていただいた、40代女性の患者様も同じ様なお悩みで来院されました。

前歯部も神経がない弱い歯であったこと、また動揺もあることから、ドイツで開発されたレジリエンツテレスコープで治療をさせていただきました。

残っている歯に内冠という金属を被せ、それを維持装置にします。

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その上から、外冠を被せます。

一見、総義歯のような形ということで、はじめて義歯を装着される方は抵抗があると思いますが、ご自身の歯がしっかりと残っているので総義歯ではありません。

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インプラントにできなくて、レジリエンツテレスコープにできること。

それは、口元からボリュームをだせること。

また、口元が一番美しく見える位置に人工歯を並べる事ができることです。

患者様から、

「良く噛める歯になれた!綺麗な歯になれて良かった!」という嬉しい気持ちの方が勝り、入れ歯になってしまったというナーバスな気持ちはどこかへ追いやられてしまったという感想をいただきました。

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今回、患者様の担当をさせていただいたのは、歯科技工士石川太一さん。

患者様の悩みを直接お聞きし、仮の義歯から最後の装着までずっと立ち会わせていただきました。

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患者様の喜びを、患者様はもちろんのこと、歯科医師、歯科技工士と分かち合える喜びは何にも代えられない充実感があります。

長く使って頂くために、メンテナンス時の修理なども責任をもって行って参りたいと思います。


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