«  2018年7月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2018年7月14日

患者さまにご提供させていただく、技工物はすべて、元日本歯科大学教授でありIPSG最高顧問の稲葉繁先生の指導を受けております。

IPSG包括歯科医療研究会ホームページはこちら

180711_wdl_03.jpg

ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯を日本に紹介したのが稲葉繁先生であり、本場ドイツで行われている手法をそのまま一次情報として伝えています。

180711_wdl_08.jpg

稲葉繁先生は、1978年にドイツ、チュービン大学で客員教授を務めながら、テレスコープ義歯を学ぶチャンスを得ました。

ドイツ人は、ひとつのものを修理しながら長く使う国民性があることに感銘し、テレスコープ義歯がまさにそのものであることが素晴らしいと感じたそうです。

180711_wdl_11.jpg

テレスコープ義歯は、歯科技工士の存在なくしては製作することができません。

そのため、ドイツから帰国してからは、歯科医師だけではなく歯科技工士の教育にも携わってきました。

180711_wdl_18.jpg

その後、テレスコープ義歯を製作する機械を発案し、ドイツ最大の大手、KaVo社と共に世界中に広め貢献してきました。

180711_wdl_22.jpg

臨床経験は、半世紀ともなり、当時治療した沢山の患者さまが現在も同じ入れ歯を使ってくださっていることからも、ドイツ式入れ歯の素晴らしさがわかると思います。

180711_wdl_63.jpg

稲葉歯科医院は、患者さまの笑顔のために、一流の技術と最善の治療を提供できる設備を整えております。


2018年7月 7日

平成28年5月Weber dental labor テレスコープ義歯専門技工所を国内で初めて開設しました。

P5130118-1024x683.jpg

優れたデザイン性と高機能を備えたプロフェッショナルな技工テーブル、ドイツKaVo dental systems 社のMaster spaceを使用し、クリエイティブな仕事をしています。

180711_wdl_35-b.jpg

KaVo 社、星型のMaster space は日本初輸入。

歯科技工士が隣り合っていても、お互いの仕事に集中できるような配置になっています。

一台200キロもある技工机の中には、効率よく安全に仕事ができるような沢山の仕組みが隠されています。

道具が良いお仕事をサポートしてくれます。

P0A0282-1024x683.jpg

バキュームが強く、削った金属やレジンの粉を技工士が吸い込まないように、体にも優しい机になっています。

P0A0276-683x1024.jpg

そして、どっしりとしたKaVoのエンジン。

新たなテクノロジーにより、20%発熱を減少させることに成功し、長時間使用しても、快適に仕事をすることができ、製作物に集中することができます。

このような環境の中で、Weber dental labor には、4名の歯科技工士が在中

それぞれの患者様ごとに担当が分かれていて、お一人の患者様に集中して仕事をする仕組みとなっております。

それぞれの歯科技工士は、ドイツ式入れ歯の知識や技術の経験を積んだスペシャリストです。

DSC_6237.JPGDSC_6246.JPG

お互いの技術力を共有し、常に患者さまに最善の方法を提供させて頂きます。

P5130102-1024x683.jpg

設備機材は、すべてドイツ製の機材を取り入れており、Made in Germany のお仕事を日本で再現させます。

180711_wdl_42-S.jpg

ドイツ式入れ歯の必須アイテム『イボカップシステム』

イボカップシステムは、3トンの圧力に耐えるフラスコと6気圧の圧力でレジンを補うことが出来る方法で、重合収縮を補正しながら精度の良い入れ歯を作ることが可能です。

P0A0083-1024x683.jpg

イボカップシステムで製作された入れ歯は強度が高く、透明感にも優れ、重合精度が高く、長い使用にも変質しない入れ歯を作る優れた方法です。

精度の高さには、毎回驚かされます。

Wassermanのレーズは、義歯やレジン床の研磨等に使いますが、バキュームが非常にしっかりとしているのが特徴です。
ライトも明るく、二段階で回転の早さも調整できます。

引き出しがついていることで、研磨剤をしまうことができたり、汚れやすい器械ですが掃除がしやすいように工夫されているのもドイツの器械ならではかと思います。
もちろん、研磨の精度は非常に高いものです。

技工士の大変な作業を変わって行ってくれる優れた道具です。

P0A0119-683x1024.jpg

Renfertの真空練和器
ドイツでは、すべて器械練和で行います。まず、この器械で練和すると模型に気泡が入ることがありません。


180711_wdl_25-S.jpg

Degussa F1のミリングマシーンはなかなか手に入らない貴重な機械ですが、Weber dental labor では2台設置されており、テレスコープ義歯の伝統を引き継いでいます。

180711_wdl_30-S.jpg

また、コーヌスクローネ製作の良し悪しを決定する、K9横型研磨機。

手による研磨ではなく、器械研磨を行うことで、精度が格段に上がります。

Weber dental labor の技工所と、院内技工所が連携を組んで、患者様に高い技術力を提供させていただいているのは、稲葉歯科医院の強みだと思います。

180711_wdl_55-S.jpg

私たちの仕事は、患者さまに装着するだけにとどまらず、長く使っていただくためのメンテナンスも重要だと考えております。



2018年7月 4日

平成14年に装着させて頂いた、テレスコープ義歯が16年経過しました。

患者様は、稲葉歯科医院の近くにあった、誰もがご存知の大きな会社の社長さんで、とても懐の厚い方で、当時テレスコープ義歯を治療するのは、ほぼ初めてだった私に全てを託してくださいました。

IMG_9875.jpg

当時、上顎はリーゲルテレスコープで治療をさせて頂きましたが、支台歯の本数や失活歯が多かったこともあり残念ながら歯を失ってしまいましたが、入れ歯は修理をしながらそのまま使って頂いています。


IMG_9887.jpg

下の歯も同じくリーゲルテレスコープです。

当時は、表面をゴールドを使っていましたが、現在は材料も進化し、白くすることほとんどですが、やはり素晴らしい材料だと思います。


IMG_9885.jpg

16年間の間、左下の奥歯の神経の治療をさせて頂きましたが、何も変わらずに使って頂いています。


IMG_9888.jpg

当時、ドレーリーゲルを付与したのですが、沢山歯があったので、使わずにとっておいて、歯を失った時につけようと思ったのですが、失うことなく経過しています。


IMG_9882.jpg

今回、上顎の床の着色と劣化があり、改めてリニューアルをさせて頂きたく、患者様にお時間をいただき修理をさせていただきました。

これから、まだまだ長い間使っていただけますように、メンテナンスをしながら患者様を見守って参りたいと思います。

当時若かった私に、全てを託してくださった患者様に感謝の思いで一杯です!

このようなケースが最近、徐々に増えてきています。

ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯の素晴らしさを改めて感じております。


2018年6月20日

先日のブログでご紹介させていただいた、

稲葉歯科医院、最大の強み〜すべての患者様に立会い技工をしています〜

に引き続き、Dental labor Gross の歯科技工士、高瀬さん立会いのもと、ジルコニアセラミックスのセットがありました。

IMG_6204.jpgIMG_6208.jpgIMG_6212.jpg

患者様の歯はすべて神経がある生活歯ということもあり、金属を使わない、ジルコニアという材料で治療をさせていただきました。

オペーク色(金属の色を隠すベース)を使わないと、こんなに透明感を出すことができるのですね。

実際は、もっと天然歯のようだったのですが、私の腕とカメラがあまり良くなかったので、色を引き出すのがこれが限界でした。。。

通常、セラミックや義歯は、試適の時に歯科技工士に確認をしてもらうことが多く、セットはドクターにお任せというパターンが多いように感じます。

しかし、技工士的には、自分が一生懸命作った作品のその後が気になるのではないでしょうか?

IMG_3533.jpg

最後のセットも技工士が立会いをしてくれるメリットは実は沢山あるのです。

コンタクト部分や、内面の細やかな調整などは、実は技工士の方が上手。

と言い切れます!

なぜなら、製作した本人なので、どこにエラーが出やすいかわかっているからです。

ドクターの代わりに、手を動かしてくれるありがたい存在となります。

IMG_3137.jpg

高瀬さんは、いつも女性の歯を作るときは、プロポーズする女性だと思って製作するそうです。

そして、10歳は若返るように、形や色味にも反映します。

セット前セット後がどれだけ変わったかお見せしたいのですが・・・

厚生労働省の決まりで、6月よりビフォーアフターのお写真を載せることができなくなったので、残念。

彼女の美しい口元を見て、プロポーズしたい男性沢山いらっしゃるでしょうね!

羨ましいです╰(*´︶`*)╯♡






2018年6月16日

ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯を専門にする歯科医院の中で、院内技工士がおり、テレスコープ専門技工所を併設している国内有数のラボの設備を整えております。

ドイツ式入れ歯は非常に高い技工技術が必要です。

歯科医師が入れ歯の型とりをした後、製作をするのは歯科技工士です。

歯科技工士は、国家資格があり、知識も技術も兼ね備えたプロのことを言います。

180711_wdl_25.jpg

日本の歯科技工士の技術は、世界でもトップレベルです。

歯科技工士なくしては、テレスコープ義歯を提供することはできないと言っても過言ではありません。

稲葉歯科医院では、患者様お一人に対し、専属の歯科技工士が担当するパートナー制度を設けております。

180711_wdl_52.jpg


▼院内技工所、専門技工所があることのメリット

常に技工士がいることは、患者様、ドクターの双方にとって大きなメリットがあります。
ひとつには、ドクターと技工士が緻密なチームワークを図りながら、患者様のお口の中の状態や歯の色などの個性を確認しつつ入れ歯を作ることを可能にします。

またひとつには、患者様と直接コミュニケーションを取ることができるため、デリケートな装着感などの対応にもその場で対応することが可能です。

180711_wdl_59.jpg

技工士が在中していることで、何か入れ歯のトラブルが合った時も最短で最善の修理をすることができます。

例えば、自宅の電気のヒューズが飛んでしまったとします。
ろうそくを灯したり、懐中電灯をつけたりして応急処置はできますが、専門の電気屋さんがいないと根本的に直すことはできません。

入れ歯も同じです。
歯科医師は、応急処置はできますが、根本的に修理をすることができるのは歯科技工士がいないと難しいのです。

入れ歯が割れたり、合わなくなってしまった時に歯科技工士がいると、お預かりしてその日にお返しすることができます。

しかし、技工士がいないと、お預かりして一旦技工所に送らないといけないため、最短でも数日かかってしまいます。

ドイツ式入れ歯は、作って終わりではなくその後長く使っていただくために修理を繰り返します。

応急処置にとどまらず、根本的に修理をすることができ、患者様にベストな状態を保ち続けるために、専属のパートナー制度を作りました。

歯科医師、歯科衛生士に加え、歯科技工士が責任を持ってお一人の患者様の歯をお守りする体制を整えております。

180711_wdl_55.jpg

今日本の歯科技工士の現状は、就労5年以内離職率が約8割と言われ、技工士の確保が切実となっています。

現在、被せ物や入れ歯の海外発注が急増し、国内のラボは倒産が相次いでいます。

海外発注が弊害になり値崩れ、質の低下をおこしているのです。

これでは、安心して患者様に質の高い入れ歯を提供することはできません。

180711_wdl_46.jpg

ドイツ、スイス、オーストリアなどでは、技工士は大変地位が高く、皆から尊敬される職業です。

院内技工所の他にもヨーロッパと同じスタイルの技工所、Weber dental labor を開設いたしました。

180711_wdl_32-S.jpg

稲葉歯科医院のこだわりは、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士がお一人の患者様に専属のパートナーとさせていただくことによりドイツ式入れ歯の質を保つことができることだと思います。



2018年6月14日

稲葉歯科医院では、すべての患者様に、歯科技工士による立会い技工をさせていただいています。

883cb42dc34a12eb92b4b69e7002a1809a8f13c3-thumb-470x353-15578.jpg

歯科医院で入れ歯や被せ物を治療する際、型取りをしてから製作するのは、歯科医師ではなく歯科技工士です。

そのため、ドクターは詳細な情報を技工士に伝える必要があります。

型取りをした情報が、変形を起こさないように、できるだけ良い材料を用います。

470bfc4a2a52e2447bed38630ca6c1b082b17eab-thumb-470x312-16206-thumb-470x312-359.jpg

そして、歯科医院で石膏を注ぐ時も混水比を守り、大切に送ります。

様々な情報の中から、歯科技工士は丁寧に製作をします。

DSC_0357-thumb-470x312-16209-thumb-470x312-357.jpg

そして、さらに精度を高めるために、実際の患者様にお会いして口元の雰囲気や適合、かみ合わせなどを一緒にチェックします。

技工士に送られた模型には、唇や歯茎などの色などはわかりません。もちろん写真など出来る限りの情報は送るのですが、患者様の表情などは実際にお会いしてみないとわかりません。

IMG_3224-thumb-470xauto-12061-thumb-470x353-15576.jpg


患者様も、実際に作ってくれる技工士が立ち合いしてくれると大変喜んでくださいます。

自分の歯のために、沢山の人が関わりオーダーメイドで製作される事を知っていただけるからです。

微妙な口元の張り、歯の見え方など、直接希望を聞く事ができるため、患者様の理想像を引出す事ができます。

IMG_8766.JPG

これまでのお互いのやり取りの中、どうしても模型の適合と、実際の患者様の適合に誤差が生じることがあります。

歯科医師が調整するのが、難しい場合があります。

しかし、製作している技工士には、どこが原因かがおおよそ予測できるので、わずかな調整でピッタリと適合させることができます。

P5130118-1024x683-thumb-470xauto-13956.jpg

180711_wdl_35-b.jpg


稲葉歯科医院の最大の強みは、Weber dental labor というドイツの入れ歯専門、歯科技工所を開設したことです。

4名の歯科技工士の他にも、専門によって外部の歯科技工所にも立会いをお願いるため、すべての患者様に最適な技工をご提供させていただくことができます。

IMG_8757.JPG

歯科医師、歯科技工士そしてそれをサポートしてくれる歯科衛生士が一丸となり、質の高い治療や技工を提供する事が、患者様の喜びへと繋がります。


患者様に素敵な技工物を提供出来るように、万全の体制を整えております。

どのようにして、ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯が出来上がるのか、Weber dental laborでは患者様の見学も受け入れております。

大切な入れ歯を製作する過程なども詳しくお伝えしたいと思いますので、ぜひ一度足をお運びください。







2018年6月 7日


こんにちは。
稲葉歯科医院院長、稲葉由里子です。

昨日、前歯6本と臼歯1本をセラミック治療をさせていただいている患者様の試適がありました。試適では、完成前にセラミックの適合やかみ合わせ、歯の色を見させていただきます。

今回立会い技工をお願いしたのは、Dental Labor Gross の歯科技工士、高瀬さんです。

34493147_1724866917562546_6821190042153648128_n.jpg

歯科医院で入れ歯や被せ物を治療する際、型取りをしてから製作するのは、歯科医師ではなく歯科技工士です。

そのため、ドクターは詳細な情報を技工士に伝える必要があります。

型取りをした情報が、変形を起こさないように、できるだけ良い材料を用います。

そして、歯科医院で石膏を注ぐ時も混水比を守り、大切に送ります。

様々な情報の中から、歯科技工士は丁寧に製作をします。

そして、さらに精度を高めるために、実際の患者様にお会いして口元の雰囲気や適合、かみ合わせなどを一緒にチェックします。

技工士に送られた模型には、唇や歯茎などの色などはわかりません。もちろん写真など出来る限りの情報は送るのですが、患者様の表情などは実際にお会いしてみないとわからないのです。

今回、患者様の口元を高瀬さんがみたときに、

「とても綺麗なエナメルの色をされていますね。僕、こういう色好きだな。」

とおっしゃり、ドキッとしました。

まるで、患者様の歯に恋をしてるかのような発言でした。笑

患者様は、口元にずっとコンプレックスをお持ちだったとのこと、高瀬さんからの一言できっと自信を持つことができたことでしょう。

「綺麗なエナメルに負けないように、頑張りますので楽しみにしていてください。」


29543266_1724866920895879_910152622843887616_n.jpg

今回は、金属を使わない、ジルコニアという材料を使いました。

これまでのお互いのやり取りの中、どうしても模型の適合と、実際の患者様の適合に誤差が生じることがあります。

これを歯科医師が調整しようとすると、なかなか難しい。

しかし、製作している技工士には、どこが原因かがおおよそ予測できるのです。

高瀬さんが調整してくれた、ジルコニアは、吸い付くように歯にフィットしました。

そして、常に患者様がリラックスできるように声がけされていました。

稲葉歯科医院では、すべての症例において、歯科技工士による立会い技工をお願いしています。

3名の歯科医師がそれぞれの診療室で治療をしていると、その数だけ技工士がいるという感じです。

先日、稲葉歯科医院の強みについて、衛生士から意見をもらいました。

「当院の強みは、常に歯科技工士がいることだと思います。」

と聞き、そういえばそうだと気付きました。

私は、2年前にWeber dental labor というドイツの入れ歯専門、歯科技工所を開設しました。

試行錯誤で、皆で力を合わせて頑張ってきましたが、今ようやく色々な事が見えてきています。

今こそ、歯科医師と歯科技工士が一丸となり、質の高い治療や技工を提供する事が、患者様の喜びへと繋がると思います。

歯科技工士の役割は、歯科医師の治療が出来る限りスムーズに進むように手助けをすることもありますが、技工士から患者様への呼びかけが非常に重要だと今回感じました。

黙って観察しているだけでは、先生も心細くなります。

自信を持って説明してくれる、ある時は歯科医師にダメ出しをすることもあると思いますが、患者様は、自分のためにこれだけ皆が一生懸命作ってくれていると思ってくださり、完成への期待や喜びにも繋がると思います。

歯科技工士の方には、どんどん意見やこだわりを伝えてもらいたいと思います。

IMG_2877-470x470.jpg

こちらは、Weber dental labor のスタッフと、見学に来てくれた学生さん。

私たちの仕事を見て、

「本日の見学で御社のような作って終わりではなく最後まで見届ける技工士になりたいと気づく事ができました。」

と感想をいただきました。

この言葉が原点だと思います。

これからも、患者様に素敵な技工物を提供出来るように、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士と一緒に頑張っていきたいと思います!






2018年2月23日

こんにちは。

稲葉歯科医院院長、稲葉由里子です。


からの続きとなります。


3ヶ月、ご滞在いただき、Weber dental labor の歯科技工士、詩織ちゃんと共に集中して治療と技工に取り組ませていただきました。

上顎、レジリエンツテレスコープ、下顎コーヌスクローネが完成しました!

全て抜かなくてはいけないと言われた、上の歯は、1本も抜くことなく全て利用させていただきました。

患者様は初めての入れ歯でしたが、すでに同じ形の仮の歯を使っていただいたので、慣れてくださっています。

仮の歯を作ることで、できる限り早く患者様の悩みを解決して差し上げることができますし、慣れていただくことで、完成した歯への移行がスムーズとなります。

また、審美面においてもよりクオリティーの高い入れ歯をイメージすることができます。

こちらは、コーヌスクローネの歯にはめ込む内冠です。

 

そして、こちらは、その上に被せる外冠です。

 

ピンク色の床は、質の高いレジンを手間暇かけて製作し、研磨においても鏡面磨きしてあります。でこぼこしていると、そこに汚れが溜まって、匂いや着色の原因となるためできる限り滑らかに、ピカピカに磨きます。

  

入れ歯が舌の動きを妨げないように、鏡面磨きをしておきます。

 

コーヌスクローネの内外冠は、このようにして密着します。

 

ゼロフィッティング、という効果で入れ歯である外冠が適度な力で着脱できるようになります。

   

さて、完成した入れ歯は実際に患者様のお口の中ではどのように装着されるのでしょうか?

とても楽しみです。

患者様のご希望により、歯の色はできるだけ白くさせていただきました。患者様が生活されるアメリカでは、やはり白い歯がステータスです。

常に、歯を見られている感じがするので、綺麗な口元にしたいとのことでした。

何度も、詩織ちゃんとはチェックをし合っていたので、オーダーメイドの入れ歯はしっかりと患者様の口元に入りました。

セットをする前に、もう一度患者様と審美性の確認を行い、大丈夫だったらいよいよ装着となります!

セットしてすぐの口元です。

今回、これだけ大きなケースにも関わらず、噛み合わせなどを含めて、調整がなく、ピッタリでした。

詩織ちゃんとの連携により、お互いの情報交換がしっかりと取れていたからだと思います。

患者様は、アメリカのドクターから全て抜いて総入れ歯かインプラントという選択に迫られていましたが、こうして全ての歯を利用して、完成を迎えることができて、本当に嬉しいとおっしゃいました。

また、入れ歯を製作する歯科技工士がいつも立ち会ってくれていたので、特別感があり嬉しかったともおっしゃってくださいました。

3ヶ月集中して製作させていただいたレジリエンツテレスコープ、コーヌスクローネは、素晴らしいものなりました。

「日本に帰国して、診療を受けて本当に良かったです。日本で治療を受けることを承諾してくれた夫にも感謝です。」

とのことでした☆彡

このような、患者様の笑顔を見ることが、私達歯科医師、歯科技工士の喜びです。

それほど、患者様の笑顔は素敵でした。

これからも長く使っていただけるように、ずっと見守っていきたいと思います!


2018年2月22日

こんにちは。

稲葉歯科医院院長、稲葉由里子です。

「入れ歯が合わない」

「入れ歯がゆるい」

「入れ歯が痛い」

入れ歯安定剤を常につけていないと、痛くて噛むことができないという方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

先日、急患でいらっしゃった患者様は、86歳女性。

今年に入って、誤嚥性肺炎が原因で、一時は心停止を起こすなど大変な経験をされました。

「入れ歯が割れてしまった」

と連絡をいただき、事前に写真を送っていただいたのが、こちら。

28124826_10156111419055967_629827833_o.jpg

何かに包まれているのは、何だろう。

と思ったら、これは、入れ歯安定剤だったのですね。。。

入れ歯安定剤はどのような種類であれ、長期間口の中に入れておくと、細菌が繁殖し、誤嚥性肺炎の原因ともなります。

口の中は、常に清潔にしておく必要がありますが、入れ歯安定剤を長期間入れておくと、入れ歯は細菌の塊となってしまうのです。

IMG_9327.jpg

入れ歯安定剤を剥がしていくと、入れ歯が出てきました。

真っ二つに割れてしまっています。

IMG_9332.jpg

まずは、シリコンで入れ歯の位置関係を記録しておきます。

単純にくっつけるのではなく、以前の状態がずれないようにするためです。


IMG_9351.jpg

これまで、入れ歯が痛いところを歯医者さんで削ってもらったところ、形がどんどん小さくなってしまいました。

入れ歯をはめてみると、とてもゆるい。

だけど、痛いのです。

ゆるくて、合っていない入れ歯をどうにか入れ歯安定剤で支えていたのですね。

IMG_9396.jpg

まずは、入れ歯安定剤を使わなくとも済むように、合わなくなってしまった入れ歯を修理しました。

お口の中で直接、レジンを盛るリベースという方法なのですが、レジンの性質上、気をつけないと変形してしまいます。

IMG_9389.jpg

今回の修理をお願いしたのは、小平デンタルラボの歯科技工士、小平先生。

患者様から修理のお電話をいただいた時点で、小平先生に連絡をし、手伝っていただくことになりました。

私がリベースを行なった入れ歯を、小平先生が、理想的な形に整えてくださいました。

IMG_9404.jpg

患者様のお口の中に入れてみると、

「どこも痛くない!」

と、目を大きく開いておっしゃいました。

「これで、大好きな肉が食べられる」

よかったです!

本来ならば作り直しが必要ですが、厚みをしっかりつけたので割れることはないと思いますので、体調を整えて、またいらしてくださいね。

稲葉歯科医院の総入れ歯に関して、詳しくはこちらをごらんください。

総入れ歯専門サイト


2018年2月14日

製作をお願いしたのは、Labo.Intec 高木清隆さんです。彼は、大ベテランの歯科技工士のため、様々な事に対応できる方です。

IMG_9737-470x313.jpg

完成した、リーゲルテレスコープはこちら♪

金属アレルギーをお持ちとのことでしたので、Cendres Metaux 社のAurofluid3白金加金,体に安全な金属をメインに製作しました。

上顎のシュパルテは、キャステティックアーツの中沢さんが製作してくださいました^ ^

前装は将来下顎のやり直しも考慮に入れて、できるだけ白い歯の色をご希望されました。

IMG_9740.jpg


患者様は、奥歯で噛めることの喜びを改めて実感し、またブリッジのような義歯の審美性にも大変ご満足いただきました。

いただいた、ご感想はこちらです☆彡

*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:.。o○☆゜・:,。

この度、稲葉先生にリーゲルテレスコープを作っていただき、現在この義歯を使い出して4か月くらい経ちますが、大変満足しています。ありがとうございました。

私は海外在住で、諸事情で日本に長く滞在することができず、治療に際しては、現地と日本を診療の都度往復しなければならないうえ、1回あたりに日本に滞在できるのは2日が限度でした。

そのような厳しい条件にも関わらず、由里子先生や技工士の先生、スタッフの皆様にご尽力いただき、なんと4回という短い受診で完全な仕上がりを実現していただきました。

治療が始まる前は、テレスコープという選択肢で良いのだろうかと不安に思う気持ちもありました。

特に、自分の健康な歯を削って内冠を作る点に抵抗がありました。

しかし、以前、歯が失われていく惨めさや怖さ、不安定な歯を抱えて食事を全く楽しめなかったときがあったことを考えると、今は歯のことを全く気にせず過ごしており、これはつまり、今はこのテレスコープ義歯と自分の歯の組み合わせのおかげで何でも噛め、痛みはもちろん、違和感さえないということで、素晴らしいと思います。

硬いものでも、ステーキでも、イカのようなムチムチしたものでも、何でも噛めています。

クロワッサンのように口の中でペースト状になるものは、義歯と上あごの隙間に食べかすが入りがちですが、隙間自体がごく僅かしかないので、すぐに歯を磨けない外食などでも、気にせず食べることができています。

治療費は決して安価ではありませんが、歯は毎日使うものなので、1日当たりに割って考えると、このような歯の健康を得られたという結果に比して、全く納得のいくものです。

初回の面談時に稲葉先生には丁寧に歯の具合を診断していただきました。

その後も先生は、目の前の治療をただ機械的に進めるのではなく、今後何年、何十年先の歯や骨の具合を見越して治療を提案してくださり、心強かったです。

治療自体、先生が上手なのだと思いますが痛みはなく、午前の診療だったときは、午後、普通に秋葉原や銀座でショッピングしました。

技工士の先生も診療台を訪れてくださったので、直接質問したり感想を伝えたりすることができた点も、義歯のよい仕上がりにプラスに働いているのだと思います。

また、噛み合わせについて丁寧に診断・対処してくださったことも、これまでかかった歯医者さんにはなかったことで、先生のもとにかかれて良かったと思いました。

あと何年、何十年も使い続けていけたらいいなと思っています。

*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:゜・:,。*:.。o○☆゜・:,。

稲葉歯科医院では、海外在住の患者様からのご相談に積極的に対応しております。

昨今、世界的にインプラントに偏った傾向があり、インプラントができない方、やりたくないという方にとって他の選択肢が少なくて困っていらっしゃる方がとても多いように感じます。

今回の患者様もシェーグレン症候群やその他の疾患がありましたので、フランスのドクターからもインプラントはお勧めしないと伝えられていたそうです。

海外に在住で、歯科治療に不安を持たれている方、もしよろしければメールでご相談していただきたいと思います。

稲葉歯科医院、入れ歯無料相談お問い合わせフォーム

comments

trackbacks

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。

プライベートブログ