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2011年2月23日

TRADデンタルフェアが2月11日に横浜ワールドポーターズで開催されました☆

IPSG包括歯科医療研究会代表、稲葉繁の記念講演

「今だから学ぶ総義歯治療の極意」 ~インプラントができない患者さんはお手上げですか?~

が開催されました。

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当日は、大雪にもかかわらず、たくさんの先生方に参加いただきました。

この記念講演も、60名定員のところ120名もの参加をいただき、大変びっくりしてしまいました。

インプラントのセミナーが多く開催される中、やはり先生方は義歯を見直したいと思っているのだと感じました。

最善の治療を望んでいる患者さんに、インプラントができないからと言って保険治療で適当に対応するわけにはいきません。

日本は先進国の中で、総義歯人口がとても多いそうです。80歳で28本喪失者が65%もいるそうです。

総義歯治療はとても高度な技術が必要であるのに、評価がとても低いのが事実です。

稲葉先生の総義歯はもちろん、保険治療外です。

ネクタイを買うほどのお金で入れ歯ができてしまうなんて、先進国ではありえません。

稲葉先生、質の高い義歯を患者さんに提供したいと思っている勉強熱心な先生方からのたくさんの質問に答えていました。

 

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IPSG副会長の大石暢彦先生からもtwitterでコメントをいただきました。

「総義歯の歯科臨床がこれほどシステマチックにまとまっているのは、世界広しといえども稲葉教授の上下顎同時印象システムだと思う。世界中の歯科大学で教育するべきだと思います」

「稲葉教授の精力的な講演に会場からは大変熱気が感じられ、うなずいて聴講している参加者も多く、有意義な休日だった。」

大石先生のtwitterとても臨場感あふれるつぶやきで、今回参加できなかった私もまるで会場にいるような雰囲気を味わいました。

http://twitter.com/#!/oishishika←大石先生のtwitter

ご参加いただいたたくさんの先生方、ありがとうございました。 

 

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デンタルフェアも昨年以上の盛り上がりでした!!

今回のデンタルフェアの模様、田中歯科器械店のホームページでもご覧いただけます☆

http://www.tanakadental.co.jp/trad002.htm←ぜひご覧ください!!

田中歯科器械店、毛利社長含めスタッフの皆様、ありがとうございました。

大石先生からのご感想もいただいております。

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平成23年2月11日横浜ワールドポーターズにおいて稲葉先生による特別講演が開催された。

暦では立春を過ぎたとは云え、当日はあいにく雪まじりの天候にもかかわらず、開場と同時に、早くも満席になり、立ち見が出るほどの盛況であった。

田中歯科器械店TRADデンタルフェアの開催記念講演として「今だから学ぶ総義歯治療の極意」の講演は、稲葉先生オリジナルの総義歯システム開発にまつわ る秘話、総義歯患者の解剖学的特徴、従来の臨床との相違点、マネージメントまで、先生特有のユーモアのある語り口に、会場の聴講者は惹きつけられていっ た。

総義歯は何よりも、上下顎同時印象により製作されることが望ましく、診断作業用模型の印象から、人工歯配列、重合に至るまで材料・器具等、臨床例を交えて紹介された。
 
咬合様式はフルバランスド・オクルージョンを付与し、咬合により顎関節を守るコンセプトを説明された。私も臨床研修医時代に総義歯配列を自分でやった思い出がよみがえった。
 
咬合をフルバランスから学ぶと頭の中が整理され、とても理解が深まるので、ぜひ皆さんも、ご自分で配列することをお勧めしたい。
 
さらにシステム化された臨床術式は、導入しやすく、エラーがあった時も検証しやすいので有用である。
「百聞は一見に如かず」IPSG研修会で実際の患者さん実習を受講され、ご自分の感性で体感され、臨床に導入されることを強く望んで報告といたします。
 
(文責:IPSG副会長、大石 暢彦)
 
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大石先生、ご報告ありがとうございました!!

 

2010年7月22日

2010年7月17,18,19日「総義歯ライブ実習コース」が開催されました。 

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毎年恒例の総義歯ライブセミナーです。
 
総義歯の患者さんを実際お呼びして印象から装着までを3日間で勉強するセミナーです。
 
今回の患者さんは54歳男性。バイクが趣味だそうです。ファッションも派手目で髪型はラーメンマン(ちょっと古くてすみません。)のように後ろを三つあみにしています。
40代から重度の歯周病、若い時期から歯を失ってしまいました。 
 
今の入れ歯にすごく不自由しているわけではないけれど、硬いものが食べれない。
サイコロステーキは絶対無理で、焼き肉だと肉が薄いから食べれるため、よく行くとおっしゃっていました。 
前歯で噛むと、後ろの歯が浮くそうです。 
 ゴマが入れ歯にはいると痛いともおっしゃっていました。
 
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実は私、今回のセミナー、娘2人がいつも一緒だったためすべて参加することができませんでした。
記録したDVDをあとから見直して様子をみさせてもらったのですが、やはり、DVDと実際参加するのとでは臨場感がまったく違います。twitterでもDVDをみながらつぶやいたところもあるのですが、やはり、いまいち迫力がない。
 
ブログ、メルマガでどのようなコメントをしようか言葉を悩んでいたところ、
「そうか!参加してくださった先生方にお聞きしよう。」
と思いつきました。
 
早速、みなさんにメールをしたところ、私がお伝えするよりもずっとすばらしい言葉をいただきましたので、ご紹介いたします。
 
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こんにちは

3日間お世話様でした。

とにかくスゴイの一言でした。

治療のそれぞれの過程で稲葉先生と技工士の岡部さんからの的確な説明があり非常に
勉強になりました。

最後の吸着状態を実際に患者さんの口腔内で確認させていただきましたが、

今までに経験したことがない吸着状態でした。特にどんなに引っ張っても取れない
下顎の吸着には感動しました。

また咬合状態もフルバランスがしっかり付与されているので、前方、側方運動時に
まったく動くことがなく

その状態もほんのわずかな調整(無調整といってもいいくらい )でできたことにも
びっくりでした。

適合状態もみましたが、若干の辺縁をこする程度の調整のみでした。

とにかくすべてにおいて自分が見てきた義歯の中では間違いなく最上級のものであっ
たと思います。


最後に患者様がその場でお弁当をたべてみせてくださいましたが、筍はしっかり前歯
で噛み切っていましたし、こんにゃくもたくわんも何の問題もなく食べている姿を見て、さらにびっくりでした。

食後の義歯内面をみましたが、食片が入った痕跡はなく

まさに究極の総義歯でした。

この治療を自分のものにしたいですね。まずは実践をしたいと思います。

本当にありがとうございました。

埼玉県開業 K.K 先生 

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この文章、いただいたものそのままお伝えしています。

私がお伝えするよりもずっとすばらしい感想をいただきまして、本当にありがとうございました。 

そのほかにもたくさんのコメントをいただきました!!

稲葉歯科医院の技工士も手伝いで参加をしたのですが、

「完璧だったよ。スムーズにいつもの吸着だったし。」

と言っていました。

今回、技工は歯科工房OKABE代表の岡部宏昭先生にお願いしました。

岡部先生は総義歯の権威、稲葉先生も総義歯のすべてを学んだというDr.shleich の技工担当として日本中をまわったり、数々の有名な総義歯の先生の技工を担当してきた超ベテランの技工士です

 

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岡部先生のトークがまたおもしろくて先生方を魅了しました。
なかなか技工サイドの仕事をこんな身近でみることはできないので、岡部先生の手さばきにとても感心してしまいました。
もう、咬合器とワックス、レジンすべて自由自在に操る指先に憧れてしまうほどです。
 

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義歯装着後、先生方ひとりひとり、どのくらい義歯が吸着しているのか実際に口の中を触ってたしかめているところです。
 
 
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このセミナーの最後、ナント義歯を装着したばかりの患者さんと一緒に食事することになっています。 
患者さんが、たくわんを前歯で噛み切れるか、硬い食べ物を前歯で引きちぎれるか、みんなで観察するのです!
こわいですねー。
でもさすがは稲葉先生の総義歯。
稲葉先生は当然という顔をして、食べにくそうなものをすすめていました(笑)
家に帰ったら、サイコロステーキを食べたいそうです。
 
 
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一人ひとりに稲葉先生から修了証が手渡されました。
 
本当に充実した、すばらしいセミナーだったと思います。
参加してくださった先生方、本当にありがとうございました!! 
2010年2月25日

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稲葉歯科医院の総入れ歯は、『上下顎同時印象法』という治療方法で良好な結果を得ていますが、この治療方法は父の稲葉繁が開発し、全国の先生方に広めている方法です。

歯科医師向けの本や雑誌は何冊もでているのですが、患者さん向けの文章がほとんどないので、今回から数回にわたり、総入れ歯について私がなるべくわかりやすい文章にして、みなさんにお伝えしたいと思います。

まず一回目は現在一般的に治療されている入れ歯の製作方法と上下顎同時印象との違いについて書きたいと思います。



江戸時代の人がぴったり合う入れ歯を使ってた!?

世界最古の木床入れ歯が日本の江戸時代の埋葬頭がい骨から発見されました!
とてもよく使われていたようで、歯が天然の歯のようにすりへっているのです。
よほど合っている入れ歯でないとこのようなすりへりはないことから、本当にびっくりしてしまいます。
当時の入れ歯の製作方法を調べてみると、とてもよくできていて、仏教芸術の伝統を受け継いでいることがわかります。
その製作方は、なんと、みつろうを使った型とりを上下一緒に行っていたのです。
みつろうを温め、そのかたまりを患者さんの口の中に入れてかみ合わせの高さまで記録します。
そのみつろうを口の中から取り出して上下二つに分けるのです。
江戸時代にこのような素晴らしい方法で製作していたなんて感心してしまいます。
舌の役割、総入れ歯でも同じ動き、機能を果たします。
わたしたちが生きていくための栄養摂取の第1段階として食事をするためのお口の中の機能はとても重要です。
歯があるときの舌の使い方、発音の仕方などは、歯がない総入れ歯の場合も同じ使い方をします。
まず、嚥下(食事をする)時、最初に舌を上あごに押しつけ、その後徐々に後ろのほうに移動して食物を飲みこみます。
このような舌の行動は、入れ歯をはずしてしまいやすくなります。
その際、入れ歯をはずれにくくするには舌が後ろに移動していく時にさわるあたりを安定させることが大切です。
また、発音に関しても舌はとても関係が深いです。
入れ歯が安定し、しっかりと吸着するには「天然の歯があったころと同じ場所に人工の歯を入れることが最も良いとされています。
歯があるときの状態は、外側からは頬の筋肉の圧力、内側からは舌の圧力によりバランスが保たれています。
たとえ、歯を失ってもこの状態は変わらず、外側からは頬の筋肉、前方からは唇が内側に押しているのですが、舌は外側への支えを失い、歯があった時と比較すると舌は大きく広がり、歯の入るスペースがないように見えます。
そのため、歯のない状態の型取りは非常に困難なように見えます。
「上下顎同時印象法による総入れ歯の製作法」は、この困難な型取りを患者さん自身に再現していただく方法です。
先生が想像して型をとるよりも、患者さんの以前あった筋肉の状態を上手に誘導してあげることで、患者さんが再現できることが理想的です。
私たちが食事をするとき、お口の中の筋肉がどのように働いているか、ちょっと想像してみてください。
そうです、つばを飲み込むとわかりやすいと思います。
唇、舌が強い力で歯を押し付ける感じになり、口の中は圧力がかかります。
これは入れ歯に対しても同じため、食事をするときと同じ筋肉の状態を 再現できるのがいいですよね。
食事をした時と同じ、つばを飲み込む状態なんて普通、どうやって型取りをするのだろう・・・・って思いますが、「上下顎同時印象法」では型とりの最中に、つばを飲んでもらいます。
これは、上下別々で型取りをしていた従来の方法では、絶対できなかったことです。
もちろんこの最終的な型取りをする前の準備があります。
あらかじめ、入れ歯の高さ、正中があっているかどうか、左右が対称であるかどうか確認して、専用のトレーを作成しておきます。
従来の入れ歯の形は入れ歯を下顎の舌の後ろ側に長くのばしていました。長くのばしておくと安定がいいからです。
でも、欠点があります。舌が動いていないときは入れ歯がはずれないのですが、舌が少しでも動き始めると入れ歯がはずれてしまうのです。
これでは、安心して舌を動かせません。
それに対して「上下顎同時印象法」による新しい入れ歯の形は舌の前方あたりのやわらかいところ(サブリンガルルーム)を利用して、舌が自由に動けるようにしました。
歯が抜けると、骨が薄くなります。そこをおぎなうのが床(ピンク色のプラスチック)ですが、この床の面積を大きくするほど、入れ歯もよく吸着します。
頬の筋肉の力のサポート、唇のサポートそして舌のサポートにより、入れ歯は吸着し、そのバランスが保たれているところに人工歯を並べると、とてもよい入れ歯ができあがります。
このバランスが合っていないと、笑った時に、下の歯しか見えなかったり、かみ合わせが低くて顔がつぶれたように見えたりします。


笑った時に見えるのは、「歯 」だけ見えるように作るのが理想的です。
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上下顎、別々に型取りをする従来の方法はこのような歯の情報を得るのが難しいことから、「上下顎同時印象法」は精度の高い新しい技術と言えると思います。

当院の総入れ歯について
稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。