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2015年8月31日

こんにちは。

久しぶりの院長ブログです。

先日『日本補綴構造設計士協会PSDの20周年記念学術大会』

に参加させていただき、感じた事をお伝えさせていただきます。

団塊の世代が後期高齢者を迎えるとされる2025年、これから益々、総義歯、パーシャルデンチャー(部分入れ歯)の需要が高まると思います。

歯科医療においてこれらシニア世代のニーズを的確にとらえ、適切な医療を提供していくことが求められます。

しっかりとした入れ歯を作りたい、健康を回復しQOLを高めたいと思われるシニア世代の方はこれから確実に増えていくと感じます。

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そして、テレスコープシステム(ドイツの義歯)や、パーシャルデンチャー(部分入れ歯)を患者様に提供させていただくための大切なパートナーは歯科技工士です。

今回、歯科技工士の方々のレベルの高いお仕事のお話を聞かせて頂き、本当に素晴らしいと感じました。

特に日本人の歯科技工士は世界的にもレベルが高く、活躍されている方が沢山いらっしゃいます。

しかし、日本の歯科医師が、残念ながらその技術に追いついていないと感じます。

大学では、保険のクラスプデンチャーの設計は教わりましたが、質の高いパーシャルデンチャーの設計について学べる機会はありませんでした。

咬合診断そして設計こそが、パーシャルデンチャーの命です。

設計は歯科医師がするものだと、稲葉繁先生はいつも言います。

なぜなら、患者様の歯の状態は模型だけではわからないからです。

歯科技工士に設計はお任せ。

という風潮もみられますが、それは間違っています。

生活歯なのか失活歯なのか、歯の動揺はあるのか、患者様の口元の雰囲気や希望などは模型で判断することはできないからです。

実際、技工士に任せ、後からトラブルになるケースを聞いた事がありますが、それは歯科医師の責任であると感じます。 

歯科医師、歯科技工士との連携に必要なのは、模型だけではありません。

フェイスボートランスファー、そして確実な中心位での仕事はお互いの仕事のチェックに必要です。

私たちは歯科技工士が迷わないように、信頼できる情報提供をする必要があります。

IPSGでは、質の高い仕事を共有するために『咬合診断アドバンス実習コース』そして、『テレスコープシステム、パーシャルデンチャーの設計実習コース』というセミナーを儲けて、歯科医師、歯科技工士が共に勉強することで、レベルアップを計っています。

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IPSG会員の田島さん、勉強熱心で、お仕事もとても丁寧(^_^)
レジリエンツテレスコープの技工をお願いしています。

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そして、同じくIPSGのメンバー、素晴らしい技工技術をお持ちの中沢さん。

今回、レーザー溶接のデモをされていました。

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懇親会では、一昨年ワシントンD.Cで開催されたAAEDでお会いした山下さん、そして今年ドイツのIDSでお会いした関さんと再会することが出来て本当に嬉しかったです。

クオリティーの高い仕事をされている歯科技工士の方とお話をしていると、話が弾み楽しくなってしまいますね。

有意義な1日でした(^_<)-☆


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稲葉歯科医院 院長 稲葉由里子 顧問 稲葉繁

稲葉歯科医院
院長 稲葉由里子

昭和44年に父、稲葉繁(現・顧問)が文京区伝通院で稲葉歯科医院を開業、平成11年に場所を移して秋葉原で新しく開業しました。

「入れ歯が合わず、食べたいものが食べられない」
「口を開けると金属のバネが見えるのがいやだ」
「うまく発音できないので、しゃべるのがおっくう・・・」

このような入れ歯のお悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。

当院では、入れ歯の本場ドイツで直接学んだ技術を活かし、つけていることを忘れるくらい、自分の歯のように何でも噛めて、笑顔に自信がもてる入れ歯を作っております。

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