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「全て歯を抜いてインプラントか総入れ歯」と言われた方の入れ歯治療

こんにちは。

稲葉歯科医院、院長稲葉由里子です。

 

今回は、3ヶ月半で上顎レジリエンテレスコープ、下顎コーヌスクローネの初診から完成、調整まで治療させていただく患者さまの症例です。

 

患者様はアメリカ在住、現地の歯科医院では、「全て歯を抜いてインプラントか総入れ歯にするかどちらかしか方法がない」と言われ、ネットで稲葉歯科医院を探してくださり来院に至りました。

ご帰国まで、メールで沢山のやり取りをさせていただき、帰国直後に2日間お日にちをお願いし初診の記録から診査診断、治療から型取りまでさせていただきました。

 

担当させていただいたのは、Weber dental labor の小泉詩織さん。

 

3週間おきのご予約に、次のステップまで進めないといけないので大忙しです。

 

 

全て抜いてインプラントか総入れ歯とアメリカの歯科医に伝えられたそうですが、実際拝見させていただくと、そんな必要はありませんでした。

 

ドイツで開発された、レジリエンツテレスコープという方法でご自身の歯を利用することができます。

 

海外にお住まいなので、万が一被せ物が取れたり、歯を抜く必要になってしまったとしても、入れ歯はそのままお使いいただくことができます。

 

 

下顎も1本も抜くことなく、コーヌスクローネという入れ歯を製作することになりました。

 

 

コーヌスクローネの製作手順は、非常に高度な技術が必要です。

 

 

▼どのような方にコーヌスクローネが適応されるか

 

●歯周病や虫歯により歯を失ってしまった方

 

●骨の量が少ないためインプラントができないと言われた方

●糖尿病や高血圧があるなど全身疾患をお持ちの方

●インプラントがこわいという方

 

昨今、インプラント治療をされた方が高齢化していること、60歳インプラント治療をした方の10年後20年後を考える必要があると思います。

 

もしかしたら、家族には内緒でインプラントをしているかもしれません。

このようなトラブルは、この10年の間に一気に増えています。

 

これからは患者様の年齢、健康寿命を考えて、取り外しができる入れ歯に変える必要もあるでしょう。取り外しができれば防げるトラブルもあると思います。

 

今後は、将来起こりうるリスクを考え、インプラントにするか入れ歯にするか患者様に合った方法を選択する時代になったと言えるでしょう。

 

また、若くして歯を失ってしまった30代から50代の方も多くいらっしゃいます。

この時期に、しっかりとした部分入れ歯を作ることで、将来歯を失ってしまうか、自分の歯を一生使うことができるかの分かれ道になると思います。

 

30代の時にすでに全体的にかぶせ物があったり、ブリッジが入っている方は気をつけたほうが良いでしょう。

40代で、かぶせてある歯やブリッジが割れたり、保存できなくなってしまうケースが非常に多いからです。

この時期にしっかりとした歯科治療をして、歯の喪失を防止しましょう。

コーヌスクローネは、そのひとつの手段だと思います。

 

 

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