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下の歯の色と合った、自然な入れ歯を作って欲しい

Q.保険のバネのついた入れ歯を使っていたのですが、どんどん歯が抜けてしまい、2本しか歯が残っていません。

インプラントは、上顎の骨が薄いためできないと言われております。

これ以上歯を抜きたくありません。

下の歯並びが不揃いで、色も着色があるのだけど、その歯と合った、入れ歯を作って頂きたいと思います。

歯の色など、調整していただくことはできるのでしょうか。

A.「入れ歯だと気付かれたくない。」

という不安を持たれている方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

上顎が入れ歯、下顎はご自身の歯がある場合、白い歯をずらっと並べてしまうと、入れ歯であることを他人から気付かれてしまいます。

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当院で、患者様の歯の色に合わせて利用しているシェードガイドはこちら。

IVOCLAR社 CHROMASCOP

このシェードガイドは明度と彩度が選択しやすく、人工歯の色と形態が決まると、臼歯は表を見る事で自然に決まる様になっているため使いやすいと思います。

人工歯の形態には S,SS,O,T,Cタイプ等があります。

形態の選択にはモールドガイドがあります。
人工歯の中切歯の形態は顔の形を180度回転した形と相似形であると言われますが、必ずしもそうとは限りません。

例えば、顔が細い人はTタイプが良いと考えますが、これを使用すると鼓形空隙が大きくなり、あまり審美性がよくありません。

隣接面の形は点接触よりも面接触のほうが審美性が良くなります。

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実際に、ご質問いただいた患者様に選択したのは、3C 530 

この色・・・なかなか使わない色だと思います。

しかし、患者様の下の歯と一番合っていましたし、自然な感じがしました。

日本では取り扱っていなかったので、本国リヒテンシュタインから取り寄せたので、少し時間はかかりましたが、患者様はとても満足してくださいました。

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歯の形、そして色も自然です。

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2本の犬歯部分には内冠が入り、その上からカバーする形で外冠、レジリエンツテレスコープが装着されました。

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IVOCLAR社にビボデント、オーソシットの3C 530シェードを作ってくれてありがとう。

と言いたいです!

この人工歯は、1953年、チュービンゲン大学歯学部にてDr.Strackがデザインしたオルソタイプを使用しています。

Dr.Strackは、長年に渡る「下顎の運動の研究」によって、最大の咀嚼機能を発揮できる咬合面システムを開発したと言います。

その咬合面は、4面のピラミッドで構成される幾何学的な形態になっています。

コンセプトこの幾何学的な咬合面形態の人工歯は、患者様の条件に応じて歯を配置できるよう、理論的に設計されています。

また、素材は、最初は陶器で有名なフュッチェンロイター社製でしたが、30年前からは、リヒテンシュタインのIvoclar社による、イソシットを使用したコンポジットの人工歯を使用しています。

人工歯においても長い歴史を持っているので、患者様には安心してお使いいただけると思います。

患者様の歯の色彩に応じて、PHONARESシェードを用いる事も頻繁にあります。

この2つのシェードガイドで、テレスコープ義歯はほとんどカバーされると思います(^_<)-☆

そして、セット後。

あまりの適合の良さに患者様はご自身で取り外せないほどでした。

犬歯のアンダーカット部に少し隙間を作り、空気が入るように調整をしたところ、どうにか外せるようになりました。

何よりも患者様がとても喜んでくださり、歯科技工士と共に心の中でガッツポーズでした!


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