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若年性歯周炎と入れ歯

若年性歯周炎と入れ歯

Q.まだ30代なのですが、若年性歯周炎と診断されました。
10代の頃から歯肉炎の症状があり、歯科医院で、歯ブラシの指導などがありました。舌で歯を触ると動揺もあります。最近では腫れや痛みもあり、すでに抜けてしまいそうな歯が何本かあります。奥歯にはブリッジがはいっているのですが、ブリッジごとグラグラしています。ブリッジが抜けてしまったら入れ歯になるのでしょうか?

A.若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)とは10代、20代の若い方が発症する歯周炎です。
この時期に発症する原因は遺伝的なもの、免疫機能の異常と言われています。細菌の中でもActinobacillus actinomycetemcomitans という菌が多いのも特徴です。
あなたの場合、グラグラしているブリッジの対応と歯周病の治療を並行して行わないといけません。歯周ポケットの深い、抜けてしまいそうな歯はその歯が抜けてしまった時の対応を考えておく必要があります。
具体的には、仮の歯をつくる。仮の入れ歯をつくるなどです。その後、歯周病の治療を行います。
歯周病とは歯のまわりの骨がグラつきだし、最終的には歯が抜けてしまう疾患で、20代ごろから発症すると言われています。口の中にその原因となる歯周病菌が存在するのかを検査によって調べることにより、より正確な診断と適切な治療を受けることが出来るようになります。

歯周病の原因となる細菌は主に6つあります。

①Porphylomonas gingivalis
②Tannerella forsythensis
③Treponemadenticola
④Prevotera intermedia
⑤Actinobacillus actinomycetemcomiotans
⑥ Fusobacterium nucleatum

【お口の中の歯周病菌を除菌する新技術3DS】
歯科衛生士による専門的な技術と器具を用いた歯面清掃処理(PMTC)を行って、歯垢(プラーク)や歯石を除去した後に、歯列にあったマウスピーストレーを用いてくすりを一定時間歯面に塗布します。この方法は唾液で希釈されることなく、確実に抗菌剤やフッ化物などのくすりを歯に塗布することが可能です。

3DSの方法
①唾液検査を行い除菌が必要かどうかを確認します。
②除菌に必要な患者さんには十分な治療方針の説明を行います。
③歯の型をとりマウスピーストレーを製作します。
④ PMTCを行い、歯面より歯垢(プラーク)、歯石をとります。
⑤マウスピーストレーに薬物を入れて、5分間置いて、除菌します。
⑥一週間後に再度除菌操作を行います。
⑦家庭では1日2回(朝、就寝前のブラッシング後)トレーにフッ素含有のジェルを入れて、5分間維持し歯を強くします。

当院では(株)BMLの唾液検査で検査報告書を患者さまにお渡ししております。
3DSの効果は4カ月から6カ月といわれているため、定期的に除菌することをお勧めします。
歯周病の症状が安定してきたら、歯が動かないように固定をしなければいけません。簡易的には、両隣を接着剤で止める方法がありますが、たくさんの歯を失ってしまった場合は当院でおすすめしているテレスコープ義歯(ドイツで開発された入れ歯)で対応しています。


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