コーヌスクローネ | 東京千代田区の稲葉歯科医院 入れ歯専門サイト

稲葉歯科医院は、患者様に合わせたオーダーメイドのドイツ式入れ歯治療を提供しております。

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コーヌスクローネ義歯とは

コーヌスクローネ義歯とは

ドイツで開発された、コーヌスクローネは金属の金具が見えず、見た目に美しい入れ歯として1980年代より日本でも広まってきました。

現在、材料や手法も新しくなり、更なる進化を遂げています。

コーヌスクローネとは、円錐形という意味で、歯に被せる内冠と、入れ歯の本体の外冠を二重に被せることで構成されています。

コーヌスクローネ義歯 内冠

※歯に被せる内冠

コーヌスクローネ 外冠

※入れ歯の本体、外冠

▼コーヌスクローネのメリット
・ブリッジと同じような装着感を得られます。
・取り外しができるため、クリーニングが行いやすい。
・入れ歯によって、歯がしっかりと固定されるため、歯周病の患者様にも有効です。
・修理が比較的簡単です。
・長期間使用することができます。
・夜もはめたままお休みいただくことができます。


▼コーヌスクローネのデメリット
・ほとんど全ての歯を使うため、歯を削る必要があります。
・150時間以上の技工作業時間がかかるため、完成まで時間がかかります。
・歯の残っている部位によって、適応できない場合もあります。
・神経の治療をした歯を利用すると、歯が割れてしまう場合があります。

コーヌスクローネは、歯科技工士により、一つ一つすべて手作業で製作させていただいております。

長く使っていただいている間には、残念ながら歯を失うこともあります。

そのような場合、クラスプ義歯や、シリコンのノンクラスプデンチャー、スマイルデンチャーなどの部分入れ歯は作り直しが必要です。

しかし、コーヌスクローネの優れたところはメンテナンスを行い、再び使っていただくことができます。

コーヌスクローネを制作する歯科技工士

私達が、コーヌスクローネを患者様に選択する時、失った歯の部位だけではなく、将来起こりうるリスクも考えます。

ドイツ人は、費用は高くとも1度作った物をメンテナンスをしながら長く愛用するという気質があります。様々なリスクを考慮し設計され、メンテナンスをしながら長く使っていただけるような工夫をしております。

長く使っていただく歯だからこそ、専門家によるメンテナンスは大切だと考えます。

金属の金具や、シリコンのバネを歯にひっかけると、歯を前後に揺すってしまう

金属の金具や、シリコンのバネを歯にひっかけると、歯を前後に揺すってしまうリスクがあり、次第に揺れ始め最後には歯を失ってしまう可能性がありますが、コーヌスクローネは、歯の軸方向に力が加わる構造となっているため、歯をできる限り揺らさずに長持ちする構造となっています。

保険治療が適応の部分入れ歯

※保険治療が適応の部分入れ歯は見た目に入れ歯だとわかり、歯を揺らしてしまいます

コーヌスクローネ義歯は安定している

※コーヌスクローネは、金具が見えず、安定感があり、気にせずに笑うことができます。

コーヌスクローネ義歯は安定している2


コーヌスクローネはその特徴を発揮するためには、精密かつ正しい製作方法が必要であり、大変難しい技術です。
当院では、本場ドイツにてコーヌスクローネを直接学んできた、顧問の稲葉繁先生より正しい製作法の指導を受けおりますので、患者様に長期にわたり使っていただくことができます。

コーヌスクローネ専用の機械

このようなコーヌスクローネ専用の機械を使い、顕微鏡で研磨面を確認しながら製作を進めます。
正しい方法で製作したコーヌスクローネは、「ゼロフィッティング」と呼ばれる最適かつ適度な維持力を発揮させることができます。

コーヌスクローネはドイツで開発された

コーヌスクローネは、1つのものを作ろうとした時、様々な方向から検討され最善の方法がとられることが常とするドイツで開発されました。

これら一連の作業を、先生と技工士でお互いをチェックし合いながら連携することで、コーヌスクローネは出来上がり、患者様の喜びへと繋がります。

コーヌスクローネ義歯の完成

▼どのような方にコーヌスクローネが適応されるか
・歯周病や虫歯で歯を失ってしまった方
・骨の量が少ないためインプラントができないと言われた方
・糖尿病や高血圧があるなど全身疾患をお持ちの方
・インプラントが怖いという方

ドイツでは、コーヌスクローネに用いる歯には原則として神経のある強い歯を使わなければならないということでしたが、日本においては、歯の神経を取ることで、歯が割れてしまい、トラブルの原因となるケースも多くみられます。

正しい方法で行われたコーヌスクローネは、多くの症例で10年、20年と長く使っていただいております。

残念ながら歯を失ってしまった場合、インプラントという傾向が顕著ですが、高齢者の多くが、他に病気を持っている、歯周病がある、骨粗鬆症で顎の骨がもろい、などの理由で、インプラントでの治療が難しい場合もあります。
超高齢社会を迎えた今こそ、コーヌスクローネは日本に求められる技術であると感じます。

もしかしたら、家族には内緒でインプラントをしているかもしれません。このようなトラブルは、この10年の間に一気に増えています。これからは患者様の年齢、健康寿命を考えて、取り外しができる入れ歯に変える必要もあるでしょう。取り外しができれば防げるトラブルもあると思います。
今後は、将来起こりうるリスクを考え、インプラントにするか入れ歯にするか患者様に合った方法を選択する時代になったと言えるでしょう。

また、若くして歯を失ってしまった30代から50代の方も多くいらっしゃいます。この時期にしっかりとした部分入れ歯を作ることで、将来歯を失ってしまうか、自分の歯をずっと長く使うことができるのか分かれ道になると思います。

海外にお住いの患者様でなかなか来院できないような方に対しても、修理方法が複雑ではないので安心して使っていただくことができます。

様々な種類のテレスコープ義歯の中から患者様に合った方法を提供させていただきますので、ぜひ一度ご相談ください。

ドイツ式テレスコープ義歯の種類について >>>

コーヌスクローネについて、動画でもお話させていただいておりますので、よろしければご参考になさってください。

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