ドイツ式入れ歯、コーヌスクローネに使用する金属について

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ドイツ式入れ歯、コーヌスクローネに使用する金属について

こんにちは。稲葉歯科医院院長、稲葉由里子です。

 

先日、コーヌスクローネを装着された患者様からご質問をいただきました。

 

「わたしのコーヌスクローネに使用しているのはどのような金属なのでしょうか」

 

ドイツで開発された入れ歯、コーヌスクローネにおいて、金属の良し悪しで結果は大きく左右します。

 

 

稲葉歯科医院 では、スイス Cendres+Metaux社の歯科用金属:Aurofluid 3をコーヌスクローネの内冠、外冠に使用しています。

 

100%時効硬化ができる金属で、硬化熱処理後のビッカース硬度は255度あり、弾力性に優れています。←変形が少ないということです^_−☆

 

 

こちらは、患者様にお渡ししているパーソナル・インフォメーションです。

 

スイス 、Cendres+Metaux社の歯科用金属は下記生体親和性、及び耐食性に関連する厳しい臨床テストに合格しています。

 

●Corrosion resistance 耐食性テスト(ISO22674)

●Cytotoxicity test 細胞毒性テスト(ISO10993-5)

●Sensitization test アレルギーテスト(ISO10990-10)

●Mutagenicity test 変異原性テスト

 

生体安定性に優れ、アレルギーの発生がほとんど考えらないので安心してお使いいただけます。

 

 

成分は、

貴金属成分として、

Au(金)71.0%

Pt(白金)2.0%

Pd(パラジウム)2.0%

Ag(銀)9.0%

非貴金属成分として、

Cu(銅)14.5%

Zn(亜鉛)

で構成されています。

 

 

鋳造10回後でもマイクロ結晶(超微粒子)構造の変化は見られないほど、優れた金属です。

 

 

先日、スイスバーゼルで開催されたITI world symposium のCendres+Metaux社のブースにおいて、金属は一つも展示されていませんでした。

世界的にもメタルフリーの傾向がありPekkton というマテリアルがインプラントなどの上部構造に用いられていました。

リーゲルテレスコープなどには応用できると思いますが、Pekktonもコーヌスクローネには適さないでしょう。

 

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稲葉歯科医院顧問である、稲葉繁先生が執筆された、「正統派コーヌスクローネ」

オクルーザルコアの使用、コーヌスのミリングマシーン、正しい印象法、セット方法など、詳しく正しい方法で書かれています。
コーヌスクローネの基本的な設計は、すべてのパーシャルデンチャーに応用することができます。

他では入手することができない一冊、ぜひお手に取って頂けたら幸いです。

(歯科医師対象)

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