IPSGの4つの柱

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IPSGの4つの柱

IPSG Scientific Meeting 学術大会の模様をお伝えしたいと思います。

IPSG包括歯科医療研究会 代表 稲葉繁

 

【略歴】

 

1969年 日本歯科大学歯学部補綴学教室講師

1972年 日本歯科大学歯学部補綴科助教授

1978年 ドイツTuebingen大学留学 E.Koerber教授の下で客員教授

1992年 日本歯科大学歯学部高齢者歯科学教授

1999年 日本歯科大学歯学部補綴学第3講座教授

現在      IPSG包括歯科医療研究会 代表

 

IPSG代表、稲葉繁先生の講演内容は『包括歯科医療研究会のStrategy』

1994年に発足したIPSGの取り組みは、生涯を通じた歯科医療、すなわち乳幼児から老人まで生涯を通じた顎口腔機能の健康維持の為に最善の医療を行うことを目的としています。

 

IPSGの4つの柱

・咬合育成

・顎関節症

・テレスコープ

・総義歯

 

 

今から50年以上前、稲葉繁先生が大学院生の頃、顎関節症の患者様に舌の圧痕や歯の形の圧痕、口蓋鄒壁の肥厚を見つけたことがすべての始まりでした。

顎関節症と舌壁には何か関連があるのではないかと考えたのです。

 

 

その後、舌の働き、さらには嚥下機能について研究し、

●咀嚼
●嚥下
●発音

これら3つの機能を育てるには、哺乳行動が大きく影響していることに気づき、ラビリントレーナー及びエントレの開発に繋がり、IPSGの1つ目の柱として咬合育成の普及に勤めています。

 

 

IPSGの目指す4本の柱の2つ目は「顎関節症」です。

 

 

最近の傾向として顎関節症は咬合と関係ないといった風潮があります。しかし、稲葉繁先生は顎関節症の治療に取り組んで40年以上になり、多くの患者様を治療してまいりました。

その多くは咬合からのアプローチにより治療することで治癒させてきました。

 

 

それはフェースボウトランスファー用いた正確な模型分析、顎機能分析に基づいた咬合治療を行い治癒に導いて参りました。

 

 

3つ目の柱は、テレスコープです。

 

 

ドイツには、テレスコープで有名な2人のKoerber教授がいます。

コーヌスクローネで有名なフライブルグ大学のKarlheinz Koerber教授、そしてリーゲルテレスコープで有名なチュービンゲン大学のErich Koerber教授です。

稲葉先生は、E.Koerber教授からテレスコープ義歯の全てを学びました。

 

 

ドイツ帰国後、テレスコープ義歯の普及のため全国各地を講演して回りました。

当時治療した患者様の20年後、30年後の経過症例を多数持っていることからも、テレスコープ義歯の素晴らしさがわかると思います。

 

 

E.Koerberから学んだリーゲルテレスコープ症例。

 

 

32年経過した今も同じ義歯で快適に過ごしてくださっています。

 

 

4つ目の柱は総義歯です。

 

 

稲葉繁先生が開発した上下顎同時印象。

最終印象を上下一緒に記録し、フェイスボートランスファー・ゴシックアーチ・咬合採得まで同時に行う方法は世界初です。

今後もIPSGは国民の健康を最優先した医療を実践するために最善・最良な方策(Strategy)を実現していきたいと思います。

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