稲葉歯科医院は、患者様に合わせたオーダーメイドのドイツ式入れ歯治療を提供しております。
2018/11/01
2018/10/31
最近多くの学会において話題となるのが、高齢者に対するインプラントを含めた歯科治療についてです。
超高齢社会に突入した日本において、大変重要な話題となります。
65歳以上の人口が、全人口に対して7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢化社会」と呼ばれます。
高齢化率が高い国としては、スウェーデン、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカなどが挙げられますが、どの国よりも、日本の高齢化が早く、超高齢社会を迎え、他国の状況とは異なると把握しておいたほうが良いでしょう。
今後は介護を見据えてインプラントや歯科治療をする必要があります。
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2018/10/30
入れ歯が出来上がるまでの仮歯について、よくご質問をいただきますので、少しお伝えしたいと思います。
テレスコープ義歯は、数日で出来上がる簡単な入れ歯ではなく、歯科技工士による精密な手作業によって時間をかけて製作されます。
技工時間は、一つの入れ歯に対し平均して200時間、大きなケースでは300時間患者さまの入れ歯と向き合うようになります。
そのため、テレスコープ義歯が完成するには、特急で3ヶ月。半年から1年の治療期間が必要となります。
また、患者さまのお口の中の状態によっては、歯を抜かなければならない場合もあり、歯茎や骨が綺麗に治るまで3ヶ月から半年かかる場合もあるため、その間過ごしていただく仮歯の役割が非常に重要となって参ります。
2018/10/30
ドイツ式入れ歯について, 入れ歯とインプラント, 目立たない奥歯の部分入れ歯, 総入れ歯
ご相談の中で多くあるのが、一度インプラントの相談をしたのですが、骨が足りないと言われるケースです。
インプラントは、「入れ歯に取って代わる画期的な技術」とも言われておりますが、どのような治療方法にもメリットとデメリットの両面があります。
支柱を骨に埋め込む形となるインプラントは、歯を支える力や安定感に優れていることは確かです。
ただし、総入れ歯に匹敵する本数の義歯を全てインプラントで支えるとするならば、それなりに多くの本数のインプラントを埋め込む必要があります。
2018/10/29
ドイツ式入れ歯について, 入れ歯の見た目, 目立たない奥歯の部分入れ歯, 総入れ歯, 若い方の入れ歯治療
奥歯を失ってしまった方のご相談の中に、
「以前より、頬のたるみが気になるようになった。」
「ほうれい線がくっきり出ている。」
「口元に力が入らなくなった。」
という、外見的なお悩みをいただくことがあります。
奥歯を失ってしまうと、骨が痩せてしまい、頬がコケて見えるということは想像できると思いますが、奥歯のかみ合わせを失うと、口元の高さが下がってしまい、ほうれい線が目立ち始め、頬がたるんでしまう事は意外と知られていません。
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2018/10/25
私が開業当初から一緒にお仕事をさせていただいている、伊庭由夏先生。
伊庭先生のお父様は、表具師をされていらっしゃり、明治35年港区芝にて創業、長い歴史がある表装店です。
▼伊庭表装店について
表具師とは「絵」や「書」を掛け軸、屏風、額、衝立、襖などに仕立てたり、古くなった作品を仕立て直したり修理したりなど紙と糊で物を製作する職業です。
ホームページの中で、伊庭先生のお父様である、伊庭正行さんは、
「今、私が作る表具、掛け軸はすくなくとも100年はそのまま持つでしょう。大事に扱えば150~200年いくかもしれません。その時がきたら表具の仕立て直しをしてください。こんなことの繰り返しで1000年以上前の絵画や書が現存するのです。」
と書かれています。
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2018/10/23
コーヌス・クローネ ルネサンス 小冊子が完成しました。
「入れ歯」と聞くと、どうしても昔ながらのイメージをお持ちの方が多いと思います。
しかし、ドイツで開発されたコーヌスクローネは金属の金具が見えず、ひとくくりに「入れ歯」と表現できないぐらい、審美的にも機能的にも優れている技術です。
2018/10/18
平成13年に治療させていただいたリーゲルテレスコープが、16年経過し、とうとう終わりを迎えました。
開業して間もなく、私が27歳の時に治療をさせていただいた大きなケースです。
技工を担当してくださったのは、院内ラボ、Labo.Intec 歯科技工士 高木清孝さん。
開業当初、20年間一緒に仕事をしてくれている大ベテランです。
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2018/10/17
2018/10/15
<保険の部分入れ歯と自費の部分入れ歯の違いとは>
こちらご質問は患者さまからよくいただくご質問の1つです。
今回は、この質問に対して患者様向けにご説明させていただきたいと思います。
歯を失うと「入れ歯」という治療方法があります。
入れ歯とはピンクの人工の歯茎の上に、白い人工の歯を補っている物を指します。
そして、これらを支えるために銀色のバネを使用して、残っているご自身の歯にひっかけて、部分入れ歯がとれないようにします。
こちらが一般的な保険の入れ歯です。
2018/10/11
ドイツ式入れ歯について, 院内歯科技工所、Weber dental labor
先日、ドイツ式入れ歯レジリエンツテレスコープをセットさせていただいた患者様より、私の義歯はルイ・ヴィトンの工房のように丁寧に作っていただいたという素敵なお言葉をいただきました。
それ以来、ルイ・ヴィトンについて知りたくなり、歴史や逸話などを調べてみました。
2018/10/10
先日、Weber dental labor 歯科技工士 峰岸真沙彦さんとのお仕事で、とても嬉しい出来事がありました。
患者さまは、とても美しい方なのですが、口元が気になり、笑うことがなかなかできずにおりました。
こちらは、ドイツの入れ歯レジリエンツテレスコープです。
残っている歯の本数が少ない方に、ご自身の歯を利用でき、歯にできる限り負担をかけないように考えられた入れ歯です。
2018/10/09
歯周病でほとんどの歯がグラグラ、接着剤で止めながらどうにか保っていらっしゃいました。
患者さまは、40代の女性です。
どうにか残す事ができたのは、上顎親しらずが1本、下顎は犬歯が2本です。
2018/10/03
ドイツの入れ歯、レジリエンツテレスコープや総入れ歯において、粘膜と入れ歯をピッタリと密着させるためには、重合という作業が行われます。
保険治療の入れ歯における重合方法は、上下に分かれるフラスコに蝋で作った入れ歯を埋没したのち、そこにレジンという材料を詰めて熱湯で重合させる方法でした。
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2018/10/03
今回は、患者さまのお口の中の状況の変化についてお伝えしたいと思います。
患者さまは50代女性、ドイツ式入れ歯、レジリエンツテレスコープで治療をさせていただくことになりました。
レジリエンツテレスコープの詳細についてはこちらをご覧ください。
途中まで順調に治療を進めさせていただきましたが、大腿骨を骨折。
長く入院をされることになりました。