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歯科技工士という仕事について

先日、稲葉歯科医院のホームページをリニューアルさせていただきました。

 

トップページをご覧いただくと、歯科技工士についてご紹介させていただいているページが多く目新しくうつるかもしれません。

 

「稲葉歯科医院に通うまで、正直歯科技工士という存在をしらなかった。」

という方がほとんどです。

 

そこで、今回は歯科技工士の仕事について紹介をさせていただきたいと思います。

 

歯科医院で入れ歯や被せ物を治療する際、型採りをしてから製作するのは、歯科医師ではなく歯科技工士であることをご存知でしょうか?

 

歯科技工士は厚生労働大臣から与えられる国家資格があり、知識も技術も兼ね備えたプロのことを言います。

高度な精密技工技術とともに、歯科技工士には審美感覚や人間力も求められる仕事です。
患者さまごとに、唇から見える歯の位置、大きさ、色は異なるため、審美的な感覚を持つ事はとても重要です。

 

虫歯や歯周病で歯を失ってしまった患者さまの中には、笑う事ができず、心を閉ざして性格まで変わってしまうこともあります。

 

歯科技工士の仕事は患者さまの健康や笑顔を回復させ、人生を楽しむための重要な役割を担っているとも言えるでしょう。

 

時には、歯科医師に代わり、患者さまの潜在的な希望を引き出し、ご提案をさせていただく事もあるため、人間力も大切な要素となります。

 

歯科医師は患者さまの型採りを行うまで、様々な準備を行いますが、型採りをしてからは歯科技工士にその仕事をバトンタッチします。

 

テレスコープ義歯・製作手順

 

①【型採りをおこうなうまでの準備】
抜歯が必要な場合は、できるだけ早い段階で行い、数回に分けて型とりができるように準備を整えます。
レジリエンツテレスコープ治療などで仮義歯が必要な場合はこの段階で装着します。
いかなる場合も歯がない状態を作らないように、仮の歯を作り、食事やコミュニケーションに影響がないようにします。
仮義歯の段階から歯科技工士が関わり、患者さまの口元をよく把握することから始まります。

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②【1回目の型採り】
テレスコープ義歯の内冠(歯に直接かぶせる金属)の型取りを行います。
印象した歯型に石膏を注ぎ、歯科技工士による製作がはじまります。
次のステップまで1ヶ月ほど製作期間をいただきます。

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④【2回目の精密な型採り】
内冠という歯に被せる歯が出来上がってきます。適合のチェックを行い外冠の精密な型とりを行います。
(治療時間:2時間から3時間)

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⑤【製作】
テレスコープ義歯において、歯科技工士による製作時間は、全体でおよそ150時間から200時間かかります。

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⑥【技工士立ち会いによる試適】
完成一歩手前の「試適」という段階で、歯科技工士が立ち会い、歯の見え方や色、噛み合わせや適合などの細かいチェックを行います。
(治療時間:約2時間)

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⑦【製作】
3週間から1ヶ月ほど製作期間をいただきます。

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⑧【完成】
いよいよ完成です!(治療時間:2時間から3時間)


①の型とりをする準備に数回かかりますが、型とりが始まればほとんど予定通り順調に進みます。

 

このように、テレスコープ義歯は歯科医師と歯科技工士の精密な情報のキャッチボールにより作られるのです。

 

患者さまの入れ歯を作るために、歯科技工士が大きな役割を担っているのですね。

 

ドイツの入れ歯、テレスコープシステムは非常に高い技工技術が必要です。

 

しかし、今日本の歯科技工士の現状は、就労5年以内離職率が約8割と言われ、歯科技工士の確保が切実となっています。

 

現在、入れ歯の海外発注が急増し、国内の歯科技工所は倒産が相次いおります。海外発注が弊害になり値崩れ、質の低下をおこしているのです。

 

そのような中、稲葉歯科医院では院内ラボの他に、テレスコープ義歯専門技工所を開設しました。

 

Weber dental labor GmbH >>>

 

日本の歯科技工士は、世界的にもトップレベルであり、ドイツでは大変尊敬されている存在であります。

 

私たちは、ドイツで行われている技工同様に、日本の歯科技工士の技術力で、患者さまのお口の健康を守ってまいりたいと思っております。

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