30代、40代の若い方の入れ歯について
Q.若いのに入れ歯という人はいるのでしょうか?
30代後半で歯周病と診断されました。長年、虫歯や腫れや痛みに悩まされてきて、通っていた歯医者では歯周病とも言われず、定期的な歯石取りだけでの通院でした。
意を決して歯医者を変えた先で「上の両奥歯から3本ずつとも骨が溶けていてもう持たない」と言われ、ショックを受けています。インプラントをすすめられましたが、骨が溶けている状態で本当に大丈夫かどうか、不安があります。そこで、入れ歯に関して色々と調べています。そもそも、若いのに入れ歯という人はいるのでしょうか?

A.若いあなたが歯を失ってしまった際に、まず迷うのは「インプラント」か「入れ歯」ではないでしょうか?
インプラントをしたいけれど、少し不安がある方。患者さまの中には、外科的治療が怖いと思われる方が少なからずいらっしゃいます。例えば、美容皮膚科には抵抗はないけれど、美容外科は怖いというのにとても似ていると思います。
歯医者さんはとても当たり前にインプラント手術を勧めますが、そんなに簡単に踏み出せるものではないですよね。
インプラント治療に一歩踏み出すことができない方、骨が薄くてインプラントができないと言われた方、私たちが提供させていただいている入れ歯は、外科的な治療を伴ないません。そしてインプラント同様の価値を感じていただけるテレスコープ義歯をご提供させていただいております。
テレスコープ義歯を一言で例えるのであれば、取り外しができるブリッジのような感覚です。インプラントに劣らず、審美的にも機能的にも患者様に快適に使っていただくことができます。また、夜寝るときも外す必要がないため、ご自分の身体の一部として使っていただけます。

奥歯を1本2本失ってしまったぐらいでしたら、インプラントの方が良い場合もありますが、すでにたくさんの歯を失ってしまっている場合、それをすべてインプラントにすることのリスクも考えないといけないと思います。
インプラント治療の世界最長は40年。30代でインプラントをたくさん入れたとすると、40年後、70歳のときにどうなっているのか・・・例えば、広範囲の美容外科手術を顔の周りに行った場合を想像すると、同じ状態で保てるとは思いません。どこかで、再度手術が必要になると考えます。
その点、テレスコープ義歯は外科的手術を伴わず、メンテナンスをしながら長く使っていただける入れ歯です。

当院では20代後半から30代、40代とテレスコープ義歯で治療をされた若い患者さまがたくさんいらっしゃいます。
こちらは、前歯を含む治療のため、通常であれば金属の金具が見えてしまいますが、テレスコープ義歯により、素敵な笑顔を取り戻すことができました。(20代女性)


当院の入れ歯は、体のバランスや顔の表情を整える事を優先し、審美的な回復を目指しております。また、金属がみえず他人から気づかれることもないため、安心してお使いいただくことができます。
また、30代、40代ですべての歯を失ってしまったとしても、諦めないでいただきたいと思います。
総入れ歯は、これまでの悩みを一気に解決することができ、また見た目に美しく、食事をすることに困っていた不安を解消することができる素晴らしい方法です。
稲葉歯科医院の総入れ歯専門サイトもぜひご覧いただければと思います。
YouTubeチャンネルも更新しております。ご参考になさってください。
■関連記事