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前歯のさし歯が割れて抜歯〜部分入れ歯を考えたい〜

ずっと歯科医院通いで、さし歯を作っては作り直しできました。
 
前歯のさし歯がわれて抜歯になるため、部分入れ歯を考えたい。

 
と、ご相談をいただきました。
 

 
患者さまは、50代女性です。
 

前歯が抜歯となった場合の選択肢は、ブリッジ、インプラント、入れ歯の3つです。

 
前歯は見た目だけではなく、機能的にも非常に大切な役目を担っています。
 
例えるならば、前歯はハンドル、臼歯は車輪。うまく噛めるように、前歯が顎の動きをコントロールしています。
 
したがって、前歯の負担が大きいことは意外にも知られていません。
 
歯が弱い同士のブリッジにした場合、ある日突然ブリッジごと揺れてしまい、前歯全て抜歯することになってしまったなんて事もそのためですね。
 
また、上顎の前歯は骨が薄い場所でもあるため、頑丈なインプラントを入れないと、取れてしまう可能性もあります。
 

 
初診時、患者さまのレントゲン写真はこのような状態でした。
 
白く見える部分は、さし歯です。
 
患者さまは、ほとんどがさし歯、いわゆる神経がない弱い歯をつなぎ合わせている状態で、取れてはつけてを繰り返していらっしゃいました。
 
前歯のさし歯は、2本割れており、ブリッジをするには頼りなく、残っている他の歯もすぐに割れてしまうであろう事も想像できました。
 
たとえ、前歯にブリッジやインプラントができたとしても、もし奥歯を失ってしまったとしたら、その後奥歯の治療はどうなるのでしょうか。
 
前歯だけあって、奥歯がない状態になってしまいます。
 
そのようにならないためにも、将来を見据えて全体的に考える必要があります。
 

 
弱い歯同士を、しっかりと固定し、その上からリーゲルテレスコープというドイツ式の入れ歯で治療をさせていただきました。
 
取り外しができるブリッジのような入れ歯として、当院の患者さまには快適に使っていただいている方法です。
 
平成23年に治療をさせていただき、現在8年が経過しました。
 
1本、親知らずが虫歯になってしまいましたが、修理をさせていただき、そのままお使いいただいております。
 
上顎の床(真ん中の金属部分)をつけることで、神経がない歯を8年間の間守ることができました。
 
床をつけることができることが、取り外しができる入れ歯のメリットでもあります。
 
全て神経がある強い歯ですと、リーゲルテレスコープは長く使っていただくことができますが、今回の場合は、ほとんど全て神経がない弱い歯となりますので、まずは10年を目指したいと思っております。

 
こちらの記事もご参考にしてください。
 
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