2019/02/19
「近所の歯科医院で、奥歯が虫歯だから抜いて入れ歯にしましょう。」
と言われ、不安な気持ちでご相談にいらっしゃった30代女性。
奥歯を抜いてしまったら、ブリッジもできないため、一体どうなるんだろう・・・
ひとつの治療方法は、インプラントです。
奥歯に2本入れることで、審美的も美しく、自分の歯と同じように召し上がることができます。
しかし患者さまは、インプラントは怖いです。とのことでした。
患者さまの中には、外科的治療が怖いと思われる方が少なからずいらっしゃいます。
例えば、美容皮膚科には抵抗はないけれど、美容外科は怖いというのにとても似ていると思います。
インプラントは怖いけれど、見た目に気付かれずに治療をしたいという方にお勧めさせていただいている、もうひとつの方法は、テレスコープ義歯です。
幸い、全て神経がある丈夫な歯であったため、2本の歯を支えとする、リーゲルテレスコープという方法で治療をさせていただきました。
ブリッジと違うのは、支える歯の代わりに、歯ぐきの部分を床でおおうところです。
床は失った歯の部分を補う役割を果たします。
金属の金具は見えることなく、見た目にも自然です。
装着させていただいてから、1ヶ月後、すっかり慣れていただき、お顔の形も左右均等になり、筋肉がしっかり使われていることがわかりました。
「奥歯がなくなったら、どうなるの?」
とお悩みの方へ、あなたに合った治療方法をご提案させていただきたいと思います。
ドイツの入れ歯テレスコープ義歯にとは?